ウスアカイソギンチャク

 
サイズ:4cm 

薄い橙色で触手は白。主にヤギ類に着生します。
本種は浅場より少し深場を好むようです。伊東ではドロップオフや潮通しの良い場所に多いです。実は着生するヤギ類が潮通しの良い場所を好むからです。流れの入る場所ほど多くのプランクトン(餌)を捕食できるためイソギンチャクも同様な場所となります。このイソギンチャクは多少の遊泳能力を持っており、分離し浮遊できます。おのずと流れに乗ればヤギ類に到達できそこでまた着生します。本種は無性的に分裂を繰り返し増殖していきます。そのため、ヤギを覆いつくす事もしばしばあり、着生できなくなると分離し他のホストに流れ着くようです。
そういえば、本種にはアヤトリカクレエビが付くことで有名です。
 
群体。
1本に多数のイソギンチャクがついている。
   
ポリプを閉じるとサッパリします。
   
こんなかんじで、アヤトリカクレエビがついています。

実は上の写真にもついてますよ。わかります。
中央左側に注目!
   
浮遊中!!