クロホシイシモチ

 
サイズ:8cm

通年みられる種で各ポイントで見ることができる。
本種の特徴は頭の上にある丸い黒点と尾鰭付根にある黒色斑。
夏ごろビーチに行くとペアになり産卵行動がよく観察される。
雌が雄に寄り添い腹を見せ出したら始まりの合図でそれに合わせて雄が口をパクパク開けだす。雌も口を開けだしたら卵を産む直前。 力んでいるのでしょうか。オレンジ色の卵が出てくるとオスが放精し直後雄はパクリと卵を加えこむ。そのまま雄は孵化まで卵を口の中で守る。他のテンジクダイも同様に行っている。マウスブリーダーとしても有名な話ですね。
ちなみによく見てると口からはみ出した卵やハフっと口からちょいでする卵、オェっと粗相した雄の姿を見ることもできちゃいます。
さらにこいつらは産卵後もペアでいる素晴らしい愛に満ちた輩です。
 
通常状態
   
卵を加えた雄

顎がでてたら雄で口内保育中ですよ。
   
口から卵がこぼれてる
   
産卵前の雌。
お腹が膨らんでる!
   
3cm
幼魚

しっかり特徴の点がある。
   
右が雄で左が雌。

産卵後です。
いつも仲良くっついてます。
   
通常状態の本種。

尾鰭がピンクっぽく見える。
   
成魚の群れ。
毎年とてつもないほどの群れになる。
   
幼魚群れ。

半透明でスカシテンジクダイみたい。

毎年、満根の根頭や根周りに大密集してくれるのでおすすめ。