セダカスズメダイ詳細

このセダカは伊豆種ですが見た目はそこそこ派手で綺麗な印象を受けますが実は大抵のやつが地味です。何故か伊東の個体は黄色が強いようです。通常は灰色から暗色、ペールオレンジ系が多いようです。
背鰭の先端に黒色斑があるのも特徴。
大きいやつは10ｃｍ以上あると思われる。
生息域は浅場で荒波エリアを好む印象。幼魚はビーチの入口（膝下）で見られ成魚は白根の根頭に多く見られます。
幼魚期は前半が緑で後半が白色でかなり綺麗。
産卵行動も面白く夏になると根頭の岩壁に卵を産み付けるのですが、産卵周期があって1週間ほどでまた産卵をするため、同じ場所に色違いの卵の壁をみることができます。だいたい３色くらいは見られますよ。
本種を観察したり撮影するなら、凪で流れがない時がグッド。ウネウネで強流、超浅場好きなのでかなり大変ですよ。


	幼魚3ｃｍ前半緑で後半部分は白。
	白根中のイソギンチャク畑に住んでるやつ。こいつはなかなか綺麗な体色しています。 7ｃｍ